「六甲山ガーデンテラス」から見る、明石海峡から大阪平野、関西国際空港まで広がる大パノラマの眺望と、夜の1000万ドルの夜景はとても有名です。
また、毎年「神戸六甲ミーツ・アート」という現代アートの芸術祭も開催していて、六甲山の自然とアートを楽しめる場所としてアートが好きな人にも人気があり、独特な世界観が広がっていて魅力的です。
標高880メートルからの景色とアートを楽しめる「六甲ガーデンテラス」への行き方は、3パターンあります。
標高880メートルの「六甲山ガーデンテラス」への行き方は、六甲ケーブルや六甲ロープウェイを使ってアクセスする方法と、車でくねくねの山道を走ってアクセスする方法があります。
今では少なくなりましたが、六甲山への山道は、いわゆる「走り屋」と呼ばれる人たちが運転技術を試しに様々なカーブを走り回っていた道として、地元では有名です。
運転に自信のない人にとっては、道中少し疲れてしまうかもしれません。
この記事では、「六甲山ガーデンテラス」への六甲山ケーブルや六甲山ロープウェイでの行き方とそれぞれの料金などをまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
六甲山ガーデンテラスへの行き方は?
「六甲山ガーデンテラス」への行き方は3パターンです。
- 六甲山ケーブルで行く
- 六甲有馬ロープウェイで行く
- 車で行く
詳しく見て行きましょう。
六甲山ケーブルで行く行き方
1つ目の「六甲山ケーブル」を利用する行き方は、神戸市街地からのアクセスに便利です。
「阪神御影駅」「JR六甲駅」「阪急六甲駅」からバスで「六甲ケーブル下駅」へ行くと、六甲ケーブルに乗って六甲山へ登れます。
神戸の美しき夜景は六甲山から!
今は六甲ケーブル沿線のアジサイが綺麗なんよ。 https://t.co/exXwHDKtRw pic.twitter.com/EwFhUgv47V
— ROKKO森の音ミュージアム【神戸・六甲山】 (@rokkomorinone) June 29, 2024
このレトロな車両と、乗車中に見える六甲山の自然がとても素敵で、途中で自然の生き物に出会うこともあるようですよ!
「六甲ケーブル山上駅」からは「六甲山上バス」に乗って、「六甲ガーデンテラス」へ到着です。
六甲山ロープウェイで行く行き方
2つ目の「六甲山ロープウェイ」を利用する行き方は、関西の奥座敷とも言われる有馬温泉からのアクセスになります。
有馬温泉で宿泊する人や、裏六甲からのアクセスに便利な行き方で、この六甲山ロープウェイからの景色を見るために乗車する人も居るほど、その四季の移り行く景色は素敵なんですよ。
六甲有馬ロープウェーがスイス製ゴンドラに今年リニューアル。今日ようやく乗ることができました。有馬温泉側に展望シートが設けられ、大きなガラスで眺めも抜群でした。有馬温泉駅も内装がスタイリッシュな雰囲気に一変。 pic.twitter.com/YvId5EcY0G
— ♦️神戸 まちガイド♦️(神戸学マイスター) (@kobe_machiguide) October 7, 2020
スイス製のゴンドラに2020年にリニューアルされ、スタイリッシュな車体で六甲山の自然を空中から見下ろしながら登っていくのは爽快です。
この六甲山ロープウェイで到着する「六甲山頂駅」から「六甲ガーデンテラス」までは徒歩で行ける距離です。
車で行く行き方
3つ目の「車で行く」場合、六甲山山頂を目指すルートはいくつもあるのですが、混雑時に駐車場待ちが発生した場合、神戸・三宮方面からの右折入庫禁止され、西宮・宝塚方面の待ち列に並び直しとなりますので、ルート選びが少し厄介です。
↓ここを混雑時は左折でしか入場できないと公式HPでも注意書きがあります。
通常の土日などのゴールデンウィークやお盆お正月ではない日だと、駐車場は340台もの車が停められるようになっているのと、一回1000円(繫忙設定日は2000円)で高山植物園、六甲森の音ミュージアムの駐車場共通券となっているので、他の施設へ移動することもできてお得です。
ちなみに、車で行く行き方は、かなりくねくねした山道を走行して行く行き方なので、運転が苦手な方や車酔いしやすい方にはおすすめできません。
ただ、運転が好きな方にはワクワクする山道ですよ。ただし安全運転でお願いします。
六甲山ケーブルと六甲山ロープウェイ詳しい料金
この章では、六甲山ケーブルと六甲山ロープウェイの料金について詳しく調べてみました。
片道料金、往復料金、お得な周遊切符なども調べてみましたので、六甲山ガーデンテラスに遊びに行く際の参考にしてみてください。
六甲山ケーブルの料金
六甲ケーブル上駅~下駅 片道 | 大人 600円/子ども 300円 |
六甲ケーブル上駅~下駅 往復 | 大人 1100円/子ども 550円 |
表六甲周遊乗車券(六甲ケーブル往復
六甲山上バス乗り放題) |
大人 1,800円/子ども 900円
|
※12歳以上中学生から大人料金
六甲山ケーブルに乗って六甲山ガーデンテラスへ行く場合、「六甲ケーブル料金+六甲山上バス料金」が必要となります。
六甲山上バスの料金は、六甲山ガーデンテラスまで大人370円、子ども190円必要で、片道で計算すると合計大人970円、子ども490円です。
このルートを往復すると、大人1940円、子ども940円となり、周遊乗車券を購入した方がお得であると言うことが分かります。
しかも、周遊乗車券では山上バスが乗り放題なので、森の音ミュージアム、高山植物園、六甲山アスレチックパークへ行っても、交通費は変わりませんので更にお得です。
六甲山ロープウェイの料金
六甲山頂駅~有馬温泉駅 片道 | 大人 1,030円/子ども 520円/70歳以上 820円 |
六甲山頂駅~有馬温泉駅 往復 | 大人 1,850円/子ども 930円 |
※大人は12歳以上、子どもは6歳以上12歳未満
六甲山ロープウェイの料金は以上の通りで、往復すると大人1850円、子ども930円です。
六甲山ロープウェイの六甲山頂駅から六甲ガーデンテラスへ行くには徒歩で7分ほどです。
六甲山上バスに乗るなら1区間だけ乗れますが、料金は大人230円、子ども120円必要です。
料金の比較
両方の料金が分かったところで、見比べてみましょう。
六甲ケーブル周遊乗車券 大人 | 六甲ロープウェイ往復 大人 |
1800円 | 1850円 |
六甲ケーブル周遊乗車券 子ども | 六甲ロープウェイ往復 子ども |
900円 | 930円 |
六甲山ケーブルの周遊乗車券を使うと六甲山ケーブルの方が少しだけ安いことが分かりました。
しかも、この周遊乗車券は六甲山上バスに乗り放題なので、六甲山ガーデンテラスだけじゃなくて、他のスポットも巡りたい時は六甲ケーブルがお得ですね。
【期間限定!】どちらにも共通の1dayパス見つけました
昨日は仕事仲間と六甲・有馬を周遊パス使って遠足🏞
これ一枚で六甲ケーブルも六甲有馬ロープウェーも乗れて三宮から三宮まで戻ってこれてお得😊 pic.twitter.com/RzGH0ljlii— Luna Rosso✨🌕 (@blu_marino_luna) May 10, 2019
2024年4月1日(月)~12月15日(日)の間の期間限定、六甲山や有馬温泉を周遊できる乗車券に「金の湯」または「銀の湯」ご利用券と所定施設の優待券がセットになった1日乗車券が購入できるようです。
有効期間中の好きな1日、1人に限り「基本版」と「阪急版」の二種類で、大人のみの販売です。
- 基本版 2400円
- 阪急版 2600円
これを使えば、「三宮から六甲ケーブル駅まで」「三宮から有馬温泉駅まで」これを全て網羅できます。
例えば、三宮から有馬温泉へアクセスして六甲ロープウェイへ行く場合の片道料金は1720円です。
そして、六甲山から三宮へ下山したとすると、片道料金1400円です。
合計すると3120円なので、基本版だと720円もお得です。
しかも山上バス乗り放題なので、実はもっとお得ですね。
期間限定で、今年は12月15日までとなっていますが、毎年販売してそうな感じなので今年逃した方はまた来年に期待しましょう!
下記の売り場で販売しているので、興味のある方は行ってみてくださいね。
『基本版』
・神戸三宮ごあんないカウンター
・六甲駅
・神戸市営地下鉄(西神・山手線)三宮駅、新神戸駅
『阪急版』
・ごあんないカウンター(大阪梅田、十三、塚口、西宮北口、夙川、神戸三宮、豊中、石橋阪大前、川西能勢口、宝塚、淡路、北千里、茨木市、高槻市、桂、京都河原町)
・阪急ツーリストセンター大阪・梅田(大阪梅田駅改札外1F)<8:00~17:00>
・阪急京都観光案内所・河原町(京都河原町駅改札外)<8:30~17:00>
「六甲山ガーデンテラス」周辺のおすすめホテル
「六甲山ガーデンテラス」に遊びに行く時に便利な素敵なホテルや旅館がありますのでご紹介します。
ホテル神戸六甲迎賓館
この「ホテル神戸六甲迎賓館」は、六甲山の上にあるホテルで、六甲山ガーデンテラスまではバスに乗って16分です。
このホテルのおすすめポイントとしては、宿泊すると、六甲山の下の『六甲駅』までお迎えに行ってくれるところです(要相談)。
六甲山ケーブルからの眺めは見ることができませんが、山の下まで迎えにきてくれるとは、すごいサービスです。
このホテルは、ワンちゃん連れを多く受け入れているホテルなので、ワンちゃんが嫌いだと言う方には向かないかもしれませんが、絶景の中創作フレンチが頂けるというレストランでのお料理も人気のホテルなのでおすすめです。
このホテルの総合評価は「4.33」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ホテル神戸六甲迎賓館」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
有馬温泉 月光園 鴻朧館
この「有馬温泉 月光園 鴻朧館」は、有馬温泉にある旅館で、六甲山ロープウェイ有馬温泉駅までは徒歩でも行ける距離に位置しています。
有馬温泉の中でも高級旅館で、有馬の自然を見ながらの温泉にはとても高い評価があります。
温泉だけでなくお食事も豪華で、神戸肉取扱店としても正式に認められているので自慢のおいしい神戸牛をいただくのもおすすめです。
この旅館の総合評価は「4.45」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「有馬温泉 月光園 鴻朧館」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
有馬温泉 有馬六彩
この「有馬温泉 有馬六彩」は、有馬温泉にあるホテルで、六甲山ロープウェーの有馬温泉駅に徒歩で行けるホテルです。
愛犬連れも受け入れているホテルで、同室で宿泊できますが、愛犬連れでない宿泊客とは棟が分かれている為配慮が行き届いています。
六甲有馬ロープウェーでは中型犬まででゲージやバッグ等に全身を入れれば乗車可能で、六甲山ガーデンテラスもレストランなどは入れませんが愛犬連れでも入れる施設です。
六甲有馬ロープウェーでは、ペットキャリーのレンタルもあるそうなので、ワンちゃん連れでも行ってみてくださいね。
このホテルの総合評価は「4.30」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「有馬温泉 有馬六彩」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
「六甲山ガーデンテラスへの行き方」のまとめ
「六甲山ガーデンテラス」は、自家用車でも、六甲山ケーブルでも、六甲山ロープウェイでも行ける、六甲山からの景色とアートを楽しめる所です。
標高880メートルという高さにあり、車で向かうにはかなりくねくねの道を走行する必要があり、運転が苦手な方や車酔いしやすい方にはおすすめできません。
そんな時は、六甲山ケーブルや六甲山ロープウェイに乗って六甲山へ登ることができるのでおすすめです。
どちらも往復の料金を調べてみましたが、料金の差は少しだけ市街地からのアクセスによる六甲山ケーブルの方が安く、しかも六甲山上バスが乗り放題になる周遊乗車券があるので、六甲山ガーデンテラスだけでなく、高山植物園や六甲山アスレチックなど他のスポットも行きたい場合には便利だと言うことが分かりました。
2024年4月1日(月)~12月15日(日)の間の期間限定ですが、六甲山や有馬温泉を周遊できる乗車券に「金の湯」または「銀の湯」ご利用券と所定施設の優待券がセットになった1日乗車券が購入できるので、こちらもおすすめです。
毎年販売がありそうなので要チェックです。
六甲山ガーデンテラスへ遊びに行く際のおすすめホテル情報をご紹介しました。
六甲山ガーデンテラスを訪れる際には、お得な乗車券を活用して、六甲山の景色も下から上まで楽しみながら行く行き方も試してみてください!
ぜひ六甲山ガーデンテラスの大パノラマの景色をご堪能くださいね!
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