神戸須磨シーワールドは、2024年6月にオープンした新しい水族館施設で、旧・神戸市立須磨海浜水族園を刷新する形で誕生しました。
この神戸須磨シーワールドは、単なるリニューアルではなく、規模や展示内容、コンセプトが大きく進化しています。
旧「神戸市立須磨海浜水族園」として親しまれてきた歴史もしっかり引き継いで、現在、全く新しい観光エンターテイメント施設へと生まれ変わりました。
旧「神戸市立須磨海浜水族園」の大ファンだった方も、須磨シーワールドの進化の全貌を知ることで、次の訪問計画がさらに楽しみになるでしょう。
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現在の須磨シーワールドは、教育と環境保護を中心とした旧施設の特徴を発展させ、より多様な展示や体験型アトラクションを導入しています。
特に、シャチやイルカのダイナミックなショー、大型水槽を活用したインタラクティブな展示、海洋環境保護に関する取り組みは、訪れるすべての世代に感動と学びを提供しています。
また、須磨海岸を含む周辺観光地との連携やアクセスの改善により、地域全体の観光拠点としても注目を集めています。
この記事では、旧「神戸市立須磨海浜水族園」との違いを軸に、リニューアルの背景や具体的な見どころを徹底的にご紹介します。
新旧の比較を通じて、より魅力的に進化を遂げた須磨シーワールドを知ることで、きっとまた旧「神戸市立須磨海浜水族園」の地へ行ってみたくなるはずです。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
須磨シーワールドの「現在」と「過去」どう変わった?
旧須磨海浜水族園と須磨シーワールドとの比較
早速、旧施設の須磨海浜水族園と現在の須磨シーワールドの大きな違いを表にしてみました。
項目 | 須磨海浜水族園 | 神戸須磨シーワールド |
コンセプト | 「生きものの生きざま」を伝える教育的展示 | 「つながるエデュテインメント水族館」で学びと感動を融合 |
展示テーマ | 生物の生態に基づくテーマ展示 | 生息環境の再現と教育的要素を融合 |
主な展示生物 | ラッコ、イルカ、小型魚類など | シャチ、イルカ、瀬戸内海の生物 |
施設設計 | 分棟型の設計 | 現代的で統合されたデザイン |
運営方針 | 神戸市主導+指定管理者制度 | 民間事業者主導 |
地域との関わり | 地域密着型の教育活動や震災復興 | 地域と観光の連携を強化 |
旧施設の須磨海浜水族園は「教育と市民の水族館」というスタンスを大切にしていました。
現在の須磨シーワールドでは「エンターテイメント性」と「教育性」を組み合わせることで、より多くの来館者に感動と学びを提供する場となることを目指しています。
海の生き物の生態を学ぶことで、環境や未来を考えることについては共通して貫いています。
須磨海浜水族園と須磨シーワールドの延べ床面積の比較
須磨海浜水族館跡地に須磨シーワールドが建設されましたが、その延べ床面積は2万2840平方メートルで、須磨海浜水族園の約1.5倍です。
東西に長く、「オルカスタディアム」「ドルフィンスタディアム」「アクアライブ」で構成されています。
実際に須磨シーワールドを訪れた、旧須磨海浜水族館を知る人は、シャチやイルカのショー以外の魚の展示が少ないと感じる方がやや多い印象です。
【須磨シーワールドとスマスイ比較】
広さは圧倒的に須磨シー!🐳
イルカやアシカ、アザラシの数およびシャチは圧巻の一言!🐬
その他の生き物はスマスイから受け継いだ子たちが大半🐟
ただ面積の半分以上をシャチイルカに消費してるため、魚介類は以前より物足りなさを感じるかも⚠️#須磨シーワールド— iPhotripper (@IPhotripper) June 12, 2024
須磨シーについての所感
・前身の須磨海浜水族園のような、水生生物の生態についての学習・研究を行う施設ではなくなった
・展示されている生物の生態に関するキャプションが一切ない(写真と名前だけ)ので遠足などで行ったとしても学ぶものがない
・広さの割に展示が少ないので情報量がない— いり (@kykktn) June 7, 2024
では、延べ床面積が広くなった須磨シーワールドですが、「展示内容がシャチやイルカのショー以外の魚の展示が少ないと感じる」という点は実際どうなのでしょうか?
須磨海浜水族園と須磨シーワールドの展示内容の比較
旧須磨海浜水族園は「生きものの生きざま」をコンセプトに誕生した水族園で、「身を守る」「食べ
る」「子孫を残す」などの生物の生態に合わせた展示テーマを全てに貫いていました。
今では主流となっている「生息環境ごと」の展示をしていたのが旧須磨海浜水族園で、アマゾン間やラッコ館、イルカライブ感など展示館をそれぞれ独立させていました。
自然環境の中で生き物たちがどのように生きているのかという「生きざま」を理解できるような展示を基本的なコンセプトとした大型水族館です。
ラッコ、イルカ、小型魚類などの展示が中心で、教育的な解説に重きが置かれていました。
現在の須磨シーワールドのコンセプトは、「つながるエデュテインメント水族館」で学びと感動の融合です。
生息環境の再現を通じた教育要素とエンターテインメント性を融合させています。
エンターテインメント重視で教育要素がないと言われますが、須磨海浜水族園が果たしてきた役割も大切に、『飼育生物の福祉』の考えを拡充した上で、次のステップへと進化させると明言しています。
須磨シーワールドでは、特にシャチのショーが目玉ですが、海洋生態系の頂点に立つ海の王者シャチの運動能力を目の当たりにできます。
1階オルカホール・オルカラボではデジタルツールを利用してシャチに関する教育ゾーンが設けられていて、生態や骨格標本について学ぶこともできます。
神戸須磨シーワールド
世界初!シャチについての教育施設”オルカラボ”
・オスシャチの全身骨格
・羅臼の研究内容・結果
・シャチのエコタイプ説明映像独特の雰囲気を感じる空間
全身骨格の胸びれとっても大きいですね!オスの特徴です🐬
羅臼の最新の研究まで、盛りだくさんでした。 pic.twitter.com/WzxbWo1L7W
— 鯨伏 純 (@JunIsafushi24) June 8, 2024
また、瀬戸内海のエコシステムを再現した「アクアライブ」では、地域ごとの自然環境が再現されてるコーナーもあります。
兵庫は「神戸須磨シーワールド」行った。2024年6月にオープンした、キラキラ映像系ではないガチンコ巨大水族館です。関西にシャチ初登場ともあり話題性抜群なうえ、国内最大のアマモ水槽、類を見ないタコ多頭飼育水槽、豊富な川の流れ淡水展示、大水槽と磐石の布陣に手練の水族館マニアもニコニコね! pic.twitter.com/1frh6W0smI
— めnち (@poko_menchi) June 29, 2024
そこに住む珍しい生きものの多様な行動を学ぶことができます。
西日本唯一のシャチ展示が話題の須磨シーワールドですが、私が最も時間を吸われたのは干潟展示でした
こんなの永遠に観察してられる pic.twitter.com/kFTyFA8e0O— 銀鏡つかさ (@tsukarium) June 6, 2024
水質汚染の問題や、サンゴ礁に関する環境問題を啓発する展示も特徴です。
このように、須磨シーワールドはエンターテインメント性を強化しつつ、教育的な側面も発展させています。
須磨海浜水族館を知る人が最も展示の件で気になるのは、現在の須磨シーワールドでは「教育的な解説」がないことが多いような印象です。
須磨シーワールドに行ってきました🌊須磨水族館の頃に入口で迎えてくれたピラルクたちが健在で嬉しかった
展示は以前と比べてコンパクトになったかなという印象
生き物たちの解説がもっと書いてあると良かったなぁ…名前だけの表示だったので残念 pic.twitter.com/5N84zHtfUJ— 芋子 (@satsumapotato) October 28, 2024
エンターテインメント性と教育的要素を融合させてリニューアルした須磨シーワールドですが、その見どころはどう変化したでしょうか?
神戸須磨シーワールドの見どころ
今日行った須磨海浜水族園はほんとよかった。
魚の種類も多いしショー系も見どころたくさんだしふれあいゾーンも結構充実してる。
そして何より水族館が果たすべきミッションを全てさらけ出してる。
今日イチの感動はめちゃくちゃ擬態が上手い蛙です(写真参照) pic.twitter.com/SH4gIChxz6— かわんわん (@kawanwan0628) October 7, 2018
旧須磨海浜水族園は、老朽化が進み入場者も減少していた水族館ではありますが、その展示方法やスマスイの活動にはたくさんのファンが居ました。
現在のリニューアルした須磨シーワールドは、須磨海浜水族園に勝る魅力や見どころがあるのか?
そこがやはり気になる所でしょう。
芦屋市民だった時にヘビーユーザーだった神戸市立須磨海浜水族園改め
神戸須磨シーワールドへシャチとイルカのショーめっちゃ楽しい(≧∇≦)
それぞれ2回も観てしまった1回目は上段過ぎて水かからずだったから
2回目は2列目中央右側に座ったらパンツまでびちょ濡れ😁 pic.twitter.com/gPIj568Th3— もってぃ@雰囲気Buy&ガチHold (@ITBuyHold1) August 16, 2024
現在の神戸須磨シーワールドでは、やはりその目玉となるのが、シャチやイルカなどの大型海洋生物の展示とショーです。
神戸須磨シーワールドの思い出。6/21撮影
この日は晴天に恵まれる😊先月オープンしたばかりで平日朝イチから50人ほど並ぶ💦スタジアムによるイルカショーや2頭のシャチによる演技が見どころ🐬
ペンギンやゴマフアザラシも可愛い☺️ pic.twitter.com/35bBmqbtwA— ☆セイジ☆ (@UZwgw3) July 13, 2024
シャチのショーを見られるのは、日本でも3施設だけです。
シャチという海の王者のショーは大迫力であり、その2頭のシャチ「ステラ」と「ラン」が親子であることから、その掛け合いにも心奪われます。
須磨海浜水族園時代からも大人気だったイルカのショーも、現在の須磨シーワールドでも大人気です。
須磨シーワールドでは、15頭のイルカを飼育していますが、須磨海浜水族園でショーをみせてくれていた5頭のイルカがその中にいるのかは分かりませんでした。
須磨シーワールド
バンドウイルカ
須磨にイルカ達が帰ってきてくれました。
名前の紹介がなかったけど、ロクマル、ガル、クー、マミー、ラブ、ジーナ、ケイトが帰ってきてるのかな? pic.twitter.com/4eXqjCDyml— はくすい (@haku_sui_) June 12, 2024
ただ、須磨海浜水族園での最後のイルカのショーのトレーナーさんの「少しだけさようならだけど、また会いましょう!」という言葉が印象的で、きっとこの15頭の中に居るのだろうと思っています。
また、シャチやイルカのショーのインパクトが強すぎることで、他に見どころがないと言われてしまうこともある現在の須磨シーワールドですが、アクアライブ館にも見どころはあります。
旧須磨海浜水族園時代は、入場してすぐの大水槽が見どころでした。
お昼の大水槽はキラキラ#須磨 #水族館 #写真好きな人とつながりたい pic.twitter.com/T0zGR60urO
— puma (@puma4164t) December 5, 2019
須磨シーワールドにも圧巻の大水槽があり、少し小さくなったけど綺麗だと評判です。
須磨シーワールドにスマスイ時代の大水槽の名残りを残してくれて感謝 pic.twitter.com/aAf0flxI4g
— はりー@Keep looking. Don’t settle! (@lotteryo2020) June 1, 2024
旧須磨海浜水族園時代の魚たちの思い出を胸に、「あの魚はスマスイのあの子かな」と、大水槽の中の魚たちを見ている方がたくさんいるようです。
須磨シーワールド
好きな水族館TOP5に入っていた須磨水族館がリニューアル。
以前入り口すぐの大水槽にいたであろう特大ターポン、シロワニやエイが元気に泳いでいた。 pic.twitter.com/acSvWMKh2i— みぞ (@bff_aqua) October 13, 2024
須磨シーワールドの展示について、「スマスイの方が良かった」という意見もありつつ、須磨シーワールドの展示も良かったとという意見もあります。
海の日ということで神戸須磨シーワールドへ。個人的な見どころはダイナミックなシャチ、初めて拝んだオオサンショウウオ、元気なマダコしかいない水槽、上手く再現された干潟にいたシオマネキでした。展示施設としても、観光施設としても良かったと思う。 pic.twitter.com/02mTa2PeVf
— Sho Nakaema (@nk_ema) July 15, 2024
展示数としては、須磨海浜水族園時代の生き物たちも含めて、522種17,000点の生き物が展示されています。
須磨シーワールドの現在の状況は、まだまだ混雑状態が続いているため、館内全てを満足に見る事が出来る人は少ないかもしれません。
旧須磨海浜水族園の丁寧な解説が付いた展示方法ではなく、シャチのインパクトの強さによりエンターテインメント性が強くなったため、あまり良く思わない層の方がいるのも事実のようです。
須磨海浜水族園の思い出が強すぎて、少し批判的に思っていた方も、行ってみたら満足したという意見も見受けられました。
人混みは必須ですが、水族館が好きな方は是非行ってみてくださいね!
神戸市立須磨海浜水族園の歴史と功績
須磨海浜水族園は前身の「須磨水族館」をルーツに1987年に開園し、「生きものの生きざま」をテーマにした展示が特徴的でした。
「身を守る」「食べる」「子孫を残す」といったテーマごとに展示が行われ、生息環境ごとの展示が主流となる前の革新的なアプローチでした。
また、イルカやラッコといった当時人気の高い生物を導入し、開園2年目には年間来場者数が500万人を超える盛況ぶりを見せました。
100を超える水槽で、生物の進化や生態をわかりやすく伝え、教育施設としても高く評価されていました。
施設全体は分棟型で、大小100以上の展示水槽が並ぶ大規模な展示内容を誇り、特に波の大水槽(容量1,200トン)を擁する三角屋根の本館は、当時の象徴的な存在でした。
さらに、阪神・淡路大震災後の早期再開を通じて、地域の復興に寄与したことも忘れられません。
その後、水族園は学術分野や環境啓発の活動も積極的に展開しました。
- ミシシッピアカミミガメの外来種問題に取り組む「亀楽園」の設立
- イルカとのふれあい体験イベント「須磨ドルフィンコースト」
- サイエンスカフェの開催
など、従来の水族館の枠を超えた活動も注目されました。
このように、須磨海浜水族園は教育・研究・地域連携の柱を持つ「市民の水族館」として、その役割を果たしてきました。
一方で、施設や飼育設備の老朽化が進み、完全なリニューアルの必要性が高まっていきました。
2006年には指定管理者制度が導入され、2010年度以降は民間事業者による運営が本格化しました。
長年にわたり「スマスイ」として親しまれてきた水族園ですが、2020年に「須磨海浜公園再整備計画」の一環として閉園しました。
スマスイは、市民から「いつ訪れても新しい発見がある」と愛されてきました。
その時代ごとの挑戦と試行錯誤が積み重ねられた結果、地元のみならず多くの人々にとっての思い出深い施設となりました。
そして現在、この歴史ある施設が現代のニーズに応える形で進化し、新たな時代の水族館「神戸須磨シーワールド」として再びその魅力を発信しています。
神戸須磨シーワールドの概要
須磨海浜水族園のリニューアルに伴い、施設名は「神戸須磨シーワールド」に変更され、運営は株式会社グランビスタ ホテル&リゾートに引き継がれました。
この移行は、経営の効率化と観光需要の高まりに対応するためであり、従来の公共施設からエンターテイメント施設への大きな転換点となりました。
新施設の須磨シーワールドでは、民間運営の特徴が際立っています。
特に、商業的要素が大幅に強化され、来館者の滞在時間を延ばす工夫が随所に施されています。
イルカやシャチによるショーはその代表例であり、これらのパフォーマンスは音楽や照明を駆使した演出により、訪れる人々を感動させる内容となっています。
また、旧施設では見られなかった体験型の展示や、大規模な水槽を使用した海中を模したゾーンなども導入されました。
さらに、集客方法も進化しています。
地元住民だけでなく、国内外から観光客を引き付けるために、SNSやデジタルマーケティングを活用した宣伝活動が行われています。
また、施設内のショップや飲食エリアも充実し、訪問者が一日中楽しめる総合的な観光地としての要素が加わりました。
「神戸須磨シーワールド」に行くならおすすめのホテル
「神戸須磨シーワールド」に行くのに宿泊も必須な方には、次の3つのおすすめホテルをご紹介します。
神戸須磨シーワールドホテル(2024年6月開業)
この「神戸須磨シーワールドホテル(2024年6月開業)」は、神戸須磨シーワールドと同時にオープンした併設のオフィシャルホテルです。
このホテルに宿泊すると、宿泊者特典が様々ありますのでおすすめです。
まず、到着日から出発日までの入場料が無料であることで、2日間出入り自由で須磨シーワールドをたっぷり楽しめます。
2日間という余裕があるので、人混みに疲れたらホテルで休み、急いで見学する必要がありませんね。
また、宿泊者限定で開館前の朝のシャチの様子をキャストの解説を交えながら観察することができる「朝のオルカスタディアム散歩」に参加できます。(期間限定)
(12月7日、2025年3月22日、23日、29日、30日と休館日は除外日、参加申し込みは当日の午前8時から8時40分までの間にホテルフロントにて。参加費:4歳以上のみ500円。)
他にも、宿泊者限定でイルカと触れ合えるプログラム 「ドルフィンエクスペリエンス」(参加費 :おひとり様 15,000 円税込 )に参加することもできます。
宿泊者限定のプログラムに参加したい方は、是非ホテル詳細をチェックしてみてくださいね!
このホテルの総合評価は「4.43」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「神戸須磨シーワールドホテル(2024年6月開業)」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
シーサイドホテル舞子ビラ神戸
この「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」は、明石海峡大橋を間近に望む海沿いのホテルです。
須磨シーワールドから、電車でも車でもアクセスしやすく、おすすめします。
このホテルの総合評価は「4.29」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
神戸ポートタワーホテル なごみの湯宿
この「神戸ポートタワーホテル なごみの湯宿」は、特に電車でのアクセスに便利なホテルです。
須磨シーワールドでイルカやシャチの夜のショーを見てからホテルに帰ったとしても、このホテルなら遅くまで大浴場が使える為、しっかり体を休められておすすめです。
神戸のランドマーク「ポートタワー」にも近く、南京町や旧居留地など神戸の観光にも便利です。
このホテルの総合評価は「4.31」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「神戸ポートタワーホテル なごみの湯宿」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
神戸須磨シーワールドの「現在」と「過去」のまとめ
須磨海浜水族園と須磨シーワールドは、それぞれ異なる時代のニーズに応じた水族館として進化を遂げてきました。
須磨海浜水族園は、1987年に「生きものの生きざま」をテーマに開園し、生物の生態や行動を深く理解できる教育的展示を展開していました。
アマゾン館やラッコ館など分棟型の施設設計で、それぞれの展示館が独立したテーマを持ち、多様な生き物を細やかに紹介していた点が特徴でした。
特に地域密着型の教育活動や震災復興への貢献が高く評価され、市民から愛される施設となっていました。
一方、2024年にオープンした須磨シーワールドは、エデュテインメント性を重視した施設としてリニューアルされました。
旧施設の教育的要素を引き継ぎつつ、シャチやイルカによる迫力あるショーを目玉とし、大型水槽やデジタル展示を通じて来館者に感動を与える工夫がなされています。
施設は統合型のデザインに一新され、規模も約1.5倍に拡大されました。
瀬戸内海のエコシステムを再現した「アクアライブ」では、地域の環境問題にも焦点を当てています。
しかし、須磨海浜水族園にあった細やかな生態展示や教育的解説が減少したとの意見もあり、シャチやイルカに焦点を当てすぎているとの声も一部あります。
それでも、旧施設の良さを残しつつ新たな魅力を加えた須磨シーワールドは、観光拠点としても多世代に支持されています。
須磨海浜水族園が長年培ってきた教育や地域連携の伝統を基に、須磨シーワールドはエンターテインメント性と学びを融合させた新しい形の水族館として生まれ変わりました。
シャチやイルカのダイナミックなショー、地域の海洋生態系を再現した展示、そしてデジタルツールを活用した教育ゾーンなど、すべての世代が楽しめる魅力が詰まっています。
須磨海浜水族園での思い出を持つ方にも、新しい魅力を発見できることでしょう。
須磨海浜水族園時代の展示が懐かしい方も、全く新しい体験を求める方も、須磨シーワールドで過ごす一日はきっと心に残るものとなります。
美しい瀬戸内海に面した絶好のロケーションで、海の生き物たちと感動的なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ぜひ、次の休暇には須磨シーワールドを訪れて、新しい水族館の魅力を体感してみてください!
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